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☆新発売☆結束バンドの切断だけじゃない!「結束バンド2WAYニッパ」とは?

新製品のご案内です。「結束バンド2WAYニッパ KB-125S/KB-150S」
結束バンドの切断はもちろん、鉄線、銅線、より線等の切断も可能なスペシャルなニッパです。
「切る」だけなら他のニッパでも可能です。何が他と違うのか、順を追って説明していきたいと思います。

 

☆結束バンドの切断☆
【開発の経緯】
配線をまとめたり、部品を固定したりとさまざまな場面で使われる結束バンド。(呼び方は様々で、ナイロンバンド、ナイロンタイ、結束タイ、ケーブルタイ、インシュロック®など)
余剰バンドの切断には主にニッパが使われますが、鉄線や太線の切断が得意な表刃が大きいニッパでは、切れ残りが出来てしまう事があります。

 

☆表刃が大きいニッパ☆
☆切れ残った余剰バンド☆
この切れ残りは意外とやっかいで、飛び出したバンドの端で、腕などに引っ掻き傷をつくる原因になってしまいます。
対策としては、表刃がフラットなニッパ(プラスチックニッパ等)で切断するのが最も効果的です。

 

☆表刃がフラットなニッパ☆
しかしながら「結束バンドを切るためだけ」に専用のニッパを用意することは、作業者にとって経費面・携行面において負担となることが多く、導入に積極的でないケースが多々ありました。
それならば、「結束バンドがきれいに切れて、鉄線や銅線も切断が可能なニッパ」があれば解決できるのでは?と考え、開発に着手しました。

 

①【2WAY切断】
ニッパ刃部に注目してみましょう。
一般的な強力ニッパと異なり、刃先はフラット、刃元は表刃が大きくついています。
この加工により、刃先は薄く、刃元は厚くなっています。
薄い刃先は結束バンドの切断に絶大な威力を発揮します。
厚い刃元は鉄線、銅線といった金属線の切断が可能です。元々が強力ニッパの刃形状なので、安心して大きな力を加えることができます。
これにより、結束バンド切断用のニッパを別に用意する必要が無く、かつ今までとほぼ同じ作業に使用できるニッパとなりました。

 

②【刃の段差】
薄刃と厚刃の境目には段差が付けられており、この段差に結束バンドのヘッド部を押し当てながら余剰バンドを切断すれば、刃面にしっかりと結束バンドが密着し、切れ残りの心配もなくなります。
(特許第6727663号)

 

③【識別】
刃先は刃元に比べて薄くなっているので、必然的に切断能力(鉄線や太線を切る力)が劣ります。
よって刃先には「For Plastic」の文字をレーザー刻印し、用途を̻視覚的に識別できるようにしました。

 

④【その他】
製品のベースは弊社の人気製品「かるいニッパ」を使用しているので、超軽量。長時間の使用や携行にも負担が少ないです。
手になじみやすいエラストマー樹脂グリップ。
連続作業が楽なプラスチックバネ付。バネは差込み式になっているので、バネ付が使いにくいと感じる方は簡単に取り外しができます。

 

【総評】
薄い刃先で結束バンド、厚い刃元で鉄線、銅線が切れる結束バンド2WAYニッパ。
これはまさに「二刀流ニッパ」と呼ぶにふさわしい製品ではないでしょうか?
品名:結束バンド2WAYニッパ
品番:KB-125S
[切断能力]
薄刃 結束バンド幅 4.8mm
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   鉄線  φ1.5mm
厚刃 銅線  φ2.6mm
   より線 2.0m㎡
[重量]
80g
[JAN]
4960225200318
品名:結束バンド2WAYニッパ
品番:KB-150S
[切断能力]
薄刃 結束バンド幅 9.0mm
   VVF線2芯 φ1.6mm
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   鉄線  φ1.9mm
厚刃 銅線  φ3.2mm
   より線 2.0m㎡
[重量]
120g
[JAN]
4960225200325
2018年7月末よりリリース開始です!